JDパワーアジア・パシフィックが19日発表した2005年の米国新車初期品質調査によると、ブランド別ではトヨタ自動車の「レクサス」がトップとなった。レクサスの1位は1995年以来、11年連続。
2位はジャガー、以下5位まではBMW、GM(ゼネラルモーターズ)のビュイック、キャデラックと続いた。日本ブランドはトヨタが7位、日産自動車の「インフィニティ」が9位、ホンダが12位、ホンダの「アキュラ」が15位、日産が18位などとなった。
昨年、初期品質の問題が指摘された日産の改善が目立った。アジア勢では韓国の現代が11位となってホンダを上回った。一方、車種別18部門ではコンパクトセグメントで『プリウス』が首位になるなど、トヨタが10部門のトップを獲得した。
またGMも5部門でトップとなり、販売不振のなか品質改善は進んでいる。日本車ではこのほか日産の『350Z』がプレミアム・スポーツ部門で1位になった。
調査は乗用車とライトトラックについて、新車購入後90日間の100台当たりの不具合指摘をカウントするもので約6万2000人から回答を得た。