国土交通省が調べた全国のETC利用率が週平均値で41.2%となり、初めて40%を突破した。調査は5月6日から12日までの平均の利用率。(既報)
同省では、ETCの普及で料金所での渋滞が緩和したとし、首都高速の本線料金所の渋滞は、前年の調査よりも9割減少したと、している。
前回調査の2004年4月の平均利用率は21.1%だった。今回の利用率の公団別では、日本道路公団が41.0%、首都高速道路公団が47.4%、本四連絡橋公団が45.0%で、阪神高速道路公団だけが33.6%と40%を割り込んだ。
同省では、2006年春までにETCの全国平均の利用率70%を目標にしている。