日野自動車は、小型トラックの日野『デュトロ』を一部改良して、今年9月から改正される突入防止装置(リヤバンパー)装備の義務付け、来年1月から改正される2006年灯火器保安基準に先行して適合させるとともに、新規車型の設定でラインナップを拡充し、28日から発売開始した。
保安基準改正への対応では、道路運送車両の保安基準の一部改正にいち早く適合させた。現在車両総重量7トン以上の貨物自動車に対して装備が義務付けられている「後部突入防止装置」について、車両総重量3.5トン以上の貨物自動車についても装備が義務付けられる。
今回発売の新型車から「大型強化リヤバンパー」を装備した。
また、ヘッドランプの照射角度調整機能を全車標準装備するなど商品力を向上し、2006年灯火器保安基準に適合させた。
このほか、ハイブリッド車やイージードライブを実現する電子制御式6速AT(オートマチックトランスミッション)搭載車などに新規車型を設定、ドライバーの視界拡大により安全性を向上させるワイドビュ−ミラーをオプション設定にした。