今シーズン、スタートに出遅れたB・A・R・ホンダ。事態打開のために先週はバルセロナで大規模な集中テストを実施。ヨーロッパラウンドからの巻き返しを目指している。
チームのニック・フライ代表がエースのジェンソン・バトンについてコメントし、「引退までいつづけてほしい」と要望した。
「出来るだけ長くジェンソンをキープしておくことがわれわれの目的であることはハッキリしている。もし彼が残りのキャリアをずっとウチで過ごしてくれるならば、これ以上の喜びはない」
「ドライバーたるものは最高のマシンに乗ることを願うもの。だからこそわれわれは彼に望む物を与えられるよう努力している。彼にとってよりよい環境を提供できるだろうし、今年中の勝利も見えている」と語ったフライ。
バトンは、今シーズン限りでかねてから希望していたウィリアムズへ移籍することも契約上は可能だが、ウィリアムズでは現ラインアップ(マーク・ウェーバー、ニック・ハイドフェルド)に満足しており、近いうちに契約延長するのと見られている。バトンは来期もB・A・R・ホンダに残留することになるだろうか?