【三菱自動車最終報告書】追加施策を実施

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三菱自動車は、国土交通省の一連のリコールに関する不正事件を受けた警告書にに対する最終報告書で、追加改善施策を実施すると発表した。

最終報告書では、調査結果を踏まえて、すでに実施している指示改修(ヤミ改修)を廃絶するため、プロセス改革やリコール業務処理の迅速化などを実施するとしている。

具体的には市場不具合情報で、最終的にリコール不要と判断した案件についても取締役会に報告することや昨年6月の品質統括本部の設立に加え、人員増強によるテクニカルセンターの強化や販社への技術支援を強化する。

また、全社員にリコール法制などの研修やキャリアパスとしての品質部門へのローテーションを行う。品質や安全に対する責任を就業規則の懲戒条項も改定した。

このほか、企業倫理問題検討会をはじめ、様々な施策を2005年度も継続的に実施し、コンプライアンス意識の徹底を図る。

《レスポンス編集部》

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