オーストラリアGPでフロントロウからのスタートながら、最初の給油ストップからはリヤタイヤのブリスターに苦しみ、じりじりと後退し結局9位に終わったトヨタのヤーノ・トゥルーリ。だが手応えを得たトゥルーリは、マレーシアに向けて自信を見せる。
「オーストラリアでのフロントロウスタートは大いに励みとなったよ。なぜならあの結果はすべてが天候の影響で得られたものではないから。『TF105』はアルバートパークに適していたし、週末を通じてのマシンの挙動には満足しているんだ」
「だから、マレーシアGPには自信を持っている。セパンは技術的にも面白いサーキットであると同時に、ものすごい高温多湿でドライバーにとっても大きな試練となる。エンジンやタイヤの新ルールによって、今週は驚きや困惑が見られるんじゃないかな」
「出来れば驚きだけの方が望ましいけど。メルボルンで逃したポイントをセパンで挽回できるといいな」とトゥルーリは語った。