踏切内で転倒したバイクを起こせず、電車と衝突

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12日、栃木県高根沢町内ののJR東北本線(宇都宮線)の踏切で、踏切内に転倒した原付バイクと通過中の普通列車が衝突した。衝突によってバイクは大破したが、運転していた女性は逃げ出して無事だった。

栃木県警・氏家署によると、事故が起きたのは12日の午後4時ごろ。高根沢町宝積寺付近にあるJR東北本線(宇都宮線)で、踏切内で転倒した原付バイクと、普通電車(宇都宮発、黒磯行き)が衝突する事故が起きた。

衝突によって原付バイクは数十メートル引きずられて大破したが、運転していた60歳の女性は直前に逃げ出して無事。電車の乗客にもケガは無かった。

警察の聴取によると、女性はバイクを押して踏切を渡ろうとしていたが、段差に引っ掛かった際にバランスを崩してバイクを転倒させた。引き起こそうとしたが、なかなかこれが出来ず、そのうちに踏切の警報機が鳴り出したため、バイクを放置して避難したという。

この事故によって、列車は車両点検のために現場で30分ほど停車したが、その後に運転を再開。他の列車4本にも最大30分の遅れが出ている。

《石田真一》

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