気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。
2005年3月8日付
●ソニー首脳交代、業績低迷 カリスマ退場 変革へ初の外国人(読売・8面)
●トヨタ、来年度採用14%増(読売・8面)
●経団連副会長3氏決定 会長後任が焦点、トヨタ張社長有力(読売・8面)
●F1豪州GP ホンダ、トヨタそれなりの開幕、順位落ちても気は落とさず(読売・27面)
●フジTOB成立確実、ニッポン放送株、25%超確保、きょう発表(産経・1面)
●志賀俊之・日産次期COO会見「変わらない改革の継続」強調(産経・8面)
●マツダ、中国事業を統括、上海に子会社設立(産経・8面)
ひとくちコメント
4月1日付で日産自動車の最高執行責任者(COO)に昇格することが決まった志賀俊之常務が、きのう7日、東京・東銀座の日産本社で新聞、雑誌など各媒体ごとに記者懇談会を開き、COO内定の抱負や心構えを改めて語った。
きょうの産経、東京などが報じているが、来週以降、経済誌などにも取り上げられる模様。
懇談会での発言は2月21日の新経営陣発表の時に述べた抱負と大差はなかったが、「変わらない改革の継続が役割」(産経)、「日産のチャレンジはこれからも続いていく。それに対して結果を出すという責任は重い」(東京)などと強調した。
また、「発表直後から(大役に)プレッシャーを感じている」としながらも、「毎朝立ち寄る本社1階にあるコーヒーショップの店員からも祝福の言葉をかけられたり、知人、同僚からの激励メールも多く送られて、それが励みにもなっている」などのエピソードを披露。
英語と日本語の違いはあるが、饒舌なところはゴーン社長とよく似ている。