1日、凍えるような寒さの中、フェラーリが新「F2005」シャシーのトラックデビューをムジェッロで行った。チームのオフィシャルテストドライバーであるルカ・バドエルがこの最初のドライビングを担当。全長5.245kmのサーキットを計61ラップをこなした。
「真新しいマシンが最初の一歩を踏み出す瞬間はいつでも深い感銘を覚えるよ。今朝はいつもより緊張していたが、徐々に落ち着いてトラックに出ることには万事順調だと自信を感じることができた。最初のラップを走り込んだ素直な感想は、『満足した!』だね」と感想を述べたバドエル。
フェラーリが昨年型をベースに改良した「F2004M」でシーズン序盤を戦う間、バドエルはF2005の熟成に励むことになる。