トヨタ自動車のアルゼンチンの現地法人アルゼンチントヨタは、アルゼンチン・ブエノスアイレス市で新型ピックアップトラック『ハイラックス』を発表した。
新型ハイラックスは、トヨタの「IMV」シリーズの新型ピックアップトラックで、IMVの生産開始国としては、昨年のタイ、インドネシア、今年2月のフィリピン、インドに続いて5カ国目となる。
アルゼンチントヨタのサラテ工場で、2月28日から生産を開始している。
アルゼンチントヨタは、ハイラックスに加えて、今年後半から、IMVシリーズのSUVの生産も開始する予定で、2車種合計の生産能力は、年間6万5000台。
アルゼンチントヨタは中南米向けのピックアップトラックおよびSUVの供給拠点として位置付けており、年間生産規模6万5000台のうち、7割程度をブラジルなど、中南米約20ヶ国に輸出する予定だ。
記者発表会に先立ち、2月28日にはサラテ工場で、アルゼンチンのネストル・カルロス・キルチネル大統領をはじめ、約300人の来賓を招いて、ハイラックスのラインオフ式を行った。