とつぜん動き出した掘削機、地下鉄入口を破壊

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21日、東京都港区内の国道で、交差点を曲がろうとしていた大型トレーラーに積載されていた掘削機のアームが突然動き出し、東京メトロ銀座線・虎ノ門駅の出入口を直撃する事故が起きた。

警視庁・愛宕署によると、事故が起きたのは21日の午後9時30分ごろ。港区虎ノ門1丁目付近の国道1号線交差点を38歳の男性が運転する大型トレーラーが進行していたところ、後部から「メリメリ」というよな異音が響いたのを運転手の男性が聞いた。

男性はトレーラーをその場に停車させ、事態を確認するために車外に出たところ、トレーラーの荷台に搭載されていた大型掘削機のアームが動き出し、交差点の脇にある東京メトロ・虎ノ門駅の7番出入口の屋根に接触していることを発見した。

通報を受けた同署員が現場に急行。事故が起きた出入口を閉鎖した上で男性に掘削機のアームを収納するように命じたところ、コンクリート製の屋根部はアームの動作とともに崩壊。最終的には全壊して破片が歩道に落ちた。破片は広範囲に散乱したが、ケガ人は出なかった。

警察では建造物損壊容疑で男性から事情を聞いているが、アームが動作した理由についてはわかっていないという。

《石田真一》

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