日産自動車は24日、1月度の生産・販売・輸出実績を発表した。それによると海外生産、およびグローバル生産台数は1月単月として過去最高を記録した。
国内生産は13万6276台、前年比120.0%。昨年9月以降に投入した新型車の好調に加え、『エクストレイル』が1万5086台(153.3%)と台数増に貢献した。
1月の海外生産は15万5978台、114.9%。米国では『アルティマ』、『フロンティア』など、メキシコでは『セントラ』が好調。英国では『マイクラ』(日本名『マーチ』)の台数減により前年実績を下回った。
国内登録は6万1058台、109.8%。昨年9月以降に発売した新型車がいずれも好調で、中でも『ティーダ/ティーダラティオ』が好調。国内登録車市場シェアは3.0ポイント増の23.4%となった。
軽自動車を含む国内販売は6万8464台、114.2%。『モコ』が5663台、216.4%と伸ばした。軽を含むシェアは2.7ポイント増の17.5%。
米国販売は7万6584台で106.1%、1月として過去最高を記録した。ニッサンチャネルでは新型『パスファインダー』、『ムラーノ』などが好調、いっぽうインフィニティチャネルはやや減った。欧州販売はマイクラの減少が影響し3万7543台、92.9%。
日本からの輸出は5万2078台、91.5%と、前年を下回った。北米向けはパスファインダーの現地生産移管などにより前年を下回った。大洋州向けは、オーストラリア向けが6245台、140.9%と好調。アジア向けは6341台、74.0%となった。