今週からオープンするカナダのトロントオートショー(トロントモーターショー)。その開催イベントで、カナディアンCOTY=カーオブザイヤーの発表があった。カナダのトップ自動車ジャーナリストが選んだ「ベストニューデザイン」は、アメリカで選ばれたクライスラー『300』を抑えてのフォード『マスタング』。そして「ベストニューテクノロジー」に選ばれたのはホンダ『アコードハイブリッド』。さらに、トラック・オブ・ジ・イヤーに選ばれたのはホンダ『オデッセイ』だった。また、今回のトロントでは世界でも初の試みである「インターナショナルCOTY」の選出も行われた。カナダ国内で販売されるクルマが対象のカナディアンCOTYに対し、こちらは16カ国48人のジャーナリストが選出する、ローカル/グローバルに販売されるクルマすべてを網羅した総合的な投票。その結果、初代「ワールド・カー・オブ・ジ・イヤー」に輝いたのは、新型アウディ『A6』、2位となったのはポルシェ『911カブリオレ』とボルボ『S40セダン』だった。隣同士でマーケットなども同一に扱われる事が多いアメリカとカナダだが、実はそのテイストには大きな違いがある?