伊フィアットは、赤字の自動車部門フィアット・アウト(フィアットオート)をゼネラルモーターズ(GM)に買い取らせる権利を放棄することでGMと合意したと発表した。GMとフィアットは2000年に資本提携した際、フィアットがGMに自動車部門を売却できる権利が盛り込まれていた。権利は1月24日に発生したが、GMはフィアットが資産売却したことなどを理由にこの権利の無効を主張していた。GMは和解金として15億5000万ユーロ(約2200億円)をフィアットに支払う。またGMが現在保有するフィアット・アウト株(発行済み株式10%)も返還する。両社はエンジン・ギア生産、購買の2つの合弁事業も解消し提携関係を大幅に縮小する。
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