シトロエンは3月1日からはじまるジュネーブモーターショーでエグゼクティブクラスの『C6』をデビューさせる。最先端技術と目を見張るスタイリングとを併せ持った、真のグランドツアラーである、とメーカー自身は説明する。
長いフロントオーバーハングに対し短いリアオーバーハングというプロポーションや、流れるようなキャビンのラインは、『DS』などシトロエンのアイコンとなった同社の大型モデルのデザインの伝統を反映する。
凹面ガラスのバックライトは『CX』に例があった。また現時点で詳細は不明だが、一定の速度に達すると、車体後方からエアロパーツが展開するという。
室内は“車輪の上のラウンジ”。ささやくような会話が可能な静粛性をもつという。運転席には、ウインドシールドに情報を投影するヘッドアップディスプレイが採用された。
エンジンはガソリンとディーゼルのいずれもV6。ガソリンは3.0リットルV6・215bhp、ディーゼルは2.7リットルV6HDi・208bhp。ギアボックスはどちらも6ATが組み合わされる。