【日産ティーダラティオ詳報】エンジンはスペック以上のフィーリング

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『ティーダ ラティオ』に搭載されるエンジンは『ティーダ』と同じ、新開発の1.5リッターエンジン。

扱いやすさを重視したこのエンジンに関して、ティーダ ラティオの開発責任者、日産自動車商品企画本部チーフプロダクトスペシャリスト松本秀二さんは「ラティオに搭載される1.5リッターエンジンは、街なかから高速道路まで扱いやすさを重視して開発されています。2000rpm付近で最大トルクの90%を発生するようにセッティングされていますので、1.5リッターとは思えないぐらいの太いトルクを感じていただけると思います」と説明。

実際にクルマを走らせてみると、発進時からスムーズに速度が乗り、ラクに市街地の流れに乗ることができる。いったん減速してからの再加速時にも、大きくアクセルを踏み込むことなく、力強い加速を提供してくれ、市街地を走っているときには排気量以上のフィーリングを与えてくれる。(つづく)

このエンジン(4WDと15Sは除く)には、エクストロニックCVTが組み合わされており、CVTが低速トルクの厚いこのエンジンの特性を上手く引き出してくれているのがわかる。さすがに全開で加速を試みたときは、1.5リッターの壁はあるが、それでも従来の4AT車よりも鋭く、変速ショックのない滑らかな加速を味わうことができた。

さらに松本さんは「ラティオとティーダに搭載された新開発の1.5リッターエンジンには、音響的に等長になる吸気マニホールドが採用されています。そのため、どの回転でも耳障りなノイズが大幅にカットされています」と解説。

実際にエンジンノイズは抑えられており、高回転まで回してみても耳障りな音は感じられない。エンジンの動力特性や静粛性に関しても、サイズを超えたクオリティに仕上がっている。(つづく)

《岡島裕二》

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