24日、神奈川県横浜市緑区内の県道にある橋上で、転倒したバイクを避けようとした大型ダンプトラックが対向車線に逸脱し、順走していた路線バスと正面衝突する事故が起きた。警察では路面の凍結が事故の一因としている。
神奈川県警・緑署によると、事故が起きたのは24日の午前6時30分ごろ。横浜市緑区東本郷6丁目付近の県道にある新川向橋の上で、凍結した路面にハンドルを取られてバイクが転倒。後続を走っていた大型ダンプトラックがこれを避けようと対向車線に飛び出た。
対向車線には横浜市交通局の運行する路線バスが迫っていたが、双方とも急ブレーキが間に合わず、そのまま正面衝突した。この事故でバスの運転席付近が小破し、乗客乗員9人のうち、運転手を含む7人が打撲などの軽傷を負い、病院で手当てを受けている。
現場は見通しの良い直線。前夜から小雨が降り続いており、警察では橋の下を吹き抜ける冷風が影響し、路面が凍結したことが事故の一因になったと分析している。