【新聞ウォッチ】中国の自動車生産500万台、世界4位

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2005年1月13日付

●ビッグ3の牙城参入、米自動車ショー、攻める日本勢、SUVなど(読売・10面)

●マツダ、火災工場での生産追加(読売・10面)

●日・トラックに力、米・「環境」を重視 攻防、北米自動車ショー(朝日・10面)

●トヨタ・ホンダ ハイブリッド車 米で生産、日産も追随へ(毎日・11面)

●中国・自動車生産507万台、昨年、3年で倍増、伸び率は鈍化(毎日・11面)

●今春闘トヨタ、年240万円要求へ、過去最高「業績連動型」時代突入へ(産経・8面)

●キャッチ:トヨタ 張社長「昨年は66点」(産経・9面)

●現代進まぬ日本販売、「韓流」で加速期待、今年の目標は6割増「主婦層の抵抗感緩和」(東京・8面)

●米で躍進のトヨタ ビッグ3入り構わず クライスラー部門社長、順位より利益重視(日経・13面)

●訃報・井関一徳氏=元いすゞ自動車専務(日経・43面)

ひとくちコメント

中国の2004年自動車生産台数が前年比14.1%増の507万500台と、初めて500万台の大台を突破、世界4位の自動車生産国に浮上したという。きょうの毎日などが取り上げている。

それによると、中国では2001年の世界貿易機関(WTO)加盟以来、販売価格引き下げによる市場拡大や日本車メーカーをはじめ、外国メーカーの現地生産で自動車生産台数が急増し、この3年(01年実績=234万台)で倍増した模様。

一方、昨年の販売台数は生産とほぼ同数の507万1100台。だが、販売価格の一層の値下げを期待して消費者が買い控えに走る動きが出るなど、生産台数の伸び率と比べると鈍化気味。

それでも統計上は15.5%増と二ケタ台の伸び率をキープしているが、「大量の流通在庫も含まれている可能性がある」(事情通)との見方もあって、相変わらず実態がつかみ切れていない。

《福田俊之》

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