【ロサンゼルスモーターショー05】VW ジェッタ/ボーラ、日本へは秋か

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新型VW:フォルクスワーゲン『ジェッタ』が、ロサンゼルスモーターショーでお披露目された。日本やヨーロッパでは『ボーラ』のネーミングで販売されているジェッタだが、北米市場ではVW車の中でもゴルフと並んぶ売れ筋モデル。

今年はジェッタのアメリカデビュー25周年と、節目の年ということもあり、5世代目にあたる新型は世界に先駆け、アメリカでのワールドデビューとなった。

新型ジェッタは先に発売されている『ゴルフV』をベースに3ボックスセダン化しており、ホイールベースもゴルフVと同寸。ただしボディの外板パーツはすべてジェッタ専用にデザインされているとのことだ。先代と比べ、幅が25mm、高さが15mm、長さが182mm、大型化している。

サイズアップによる恩恵を受けているのは主に後部座席とトランクスペースだ。後部座席はレッグルームが19mm、ヘッドクリアランスは7mm、ゆとりが増したと共に、トランクは72リットル増の527リットルの大型容量となった。

これらは現在のアメリカにおけるボリュームセグメントのトレンドに沿ったものであり、VWが北米をジェッタの主要市場としてとらえていることの顕われともいえる。

パワートレインは既存の2.3リットルV型5気筒をベースに2.5リットル化したガソリンエンジンと、1.9リットルのターポディーゼルの2種類で、将来的には新型ゴルフ「GTI」と同じ200馬力を発揮するDOHC2.0リットル直噴ガソリンエンジンの投入が予定されている。

トランスミッションは5速MTが標準装備で、2.5のガソリンエンジン仕様はATとして6速ティプトロニックが用意された他、1.9ターポディーゼルエンジンのATにはトルコンを持たないツインクラッチを用いたDSGセミマニュアルギアボックスが採用される。

3月のアメリカに続き、5月にはヨーロッパ向けの生産が始まり、7月には右ハンドル仕様の生産開始が予定されており、「新型ボーラ」は今秋には日本でもお目見えしそう。右ハンドル仕様を含め、全てのジェッタ/ボーラはメキシコ・プエブロ工場が一括生産を行う。

北米市場での新型のプライスは、MTが約1万8000ドル、ATが1万9000ドルからと現行モデルからの価格アップは無い。

《ケニー中嶋》

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