トヨタ自動車の齋藤明彦副社長は21日の記者会見で、高級車「レクサス」ブランドでの国内ハイブリッド車投入計画について「2006年にGS(現行名トヨタ『アリスト』)に導入したい」との方針を明らかにした。
GSは05年8月の営業開始時に発売されるが、4.3リットルガソリン車のほか、ほぼ1年遅れでハイブリッド車も投入されることとなる。
米国では05年春から、レクサスのSUVシリーズにもハイブリッド車を設定する。斉藤副社長は「ハイブリッド車はレクサスに限らず、上級車から徐々に展開する」方針も表明。世界的に市場拡大が進んできたハイブリッドで、独走体制を固めていく考えを示した。