スバルブースの隠しダマ的な存在、それが『スバル・ドライビングシミュレータII』と呼ばれる大型のシミュレーターだ。富士重工業の航空宇宙カンパニー、スバル技術本部、スバル技術研究所の3社共同によって開発が行われている。スバルは3D挙動が可能なシミュレーターをこれまでのモーターショーでも出品してきたが、今回のものは2世代目にあたるもの。これまでのシミュレーターとの最大の相違点はグイドシンプレックス製の自操式装置を備えており、下肢障害者でも実車の感覚を再現できるシミュレーターを扱えるようにしたことだ。プレイステーション2を使うのはこれまでどおりだが、使用するソフトはソニー『グランツーリスモ』から、元気の『街道バトル2』をベースにしたものとなった。スバルカスタマスイズ工房・カスタマイズ事業部の塚本肇部長は「自操式装置を装着した実車をいきなり運転することに躊躇する人もいる。このようなシミュレーターがあれば、自操式装置がどのようなものなのか、どのような操作をすればよいのかというのを疑似体験できると考えました」と説明する。街道バトル2をベースとしたソフトを採用した理由はは「レーザー計測を行うなど、実際の道路環境に一番近かったため」だという。会場には運転装置の異なる2タイプが持ち込まれており、会場内に展示された実車と同じ装置が取り付けられている。慣れてくれば「峠を攻める」というスポーティな走りも可能だった。
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