GMヨーロッパは、2006年までに、欧州での従業員の2割に当たる約1万2000人の人員を削減する計画を発表した。1年間で5億ユーロ(650億円)のコスト削減になるという。
GMヨーロッパは、すでに同社とオペル、サーブの3社を統合する計画を発表しており、今回のリストラ案は、その流れをふまえたもの。ドイツにあるオペルの2つの工場の統合で1万人を削減する計画であると報じられている。
ただ、今回のリストラ案は、あくまでもGMヨーロッパ側が示したもので、従業員組合に受け入れられるかは不透明。大規模なストライキなどの労使紛争に発展する可能性もある。