14日、セドリック・グロリアの後継車として発売された、日産の高級セダン『フーガ』。『セドリック/グロリア』の後継車となればライバルは、長年熾烈な戦いを演じてきた『クラウン』になるのだろうか。
日産自動車マーケティング本部マーケティングマネージャーの市野克己氏に話を聞いた。
「クルマの走行性能や質感に関してのライバルは、ズバリBMWの『5シリーズ』です。ですが、価格はクラウンに思い切りぶつけています。2.5リットルはクラウンもフーガも同じですが、上級クラスはクラウンは3リットルで、フーガは3.5リットルです。それでいながら、ほぼ同価格を実現しています。動力性能に余裕があるのはフーガです」
「しかもフーガは250GTでも、カーウイングス対応のDVDナビゲーションが標準装備されますから、ナビが付いてる分フーガのほうがお買い得です」と、ライバルのクラウンに対して、価格面での魅力をアピールしていた。
やはり国内マーケット上での戦いは、セドリック後継車であるフーガ対クラウンという図式は変わらないようだ。