【日産 フーガ発表】BMWと戦える高級車を目指した

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14日に日産から発売された、『セドリック/グロリア』の後継車種となる新型ラグジュアリーセダンの『フーガ』。だがフーガはセド・グロの後継車という役割の他に、近年高級輸入車に流れがちな顧客層を、再び国産高級車市場に呼び戻すという使命も担って開発されたクルマだ。

日産自動車マーケティング本部マーケティングマネージャーの市野克己氏は「フーガのターゲットユーザーは、年齢は30代後半から40代で、今はアルテッツァやアリスト、といった国産車に乗っていて、次は輸入車を購入しようと検討している方々です」

「このようなスポーツセダンに乗っている方はクルマにも詳しく、クルマの違いが分かる方々だと思います。そういった方にもフーガは訴求力のあるクルマに仕上がっています」

続けて「走りに関してはBMW『530』をライバルと想定して開発を進め、それを超えることができたと思っています」とコメント。

「さらにフーガには、BMWにはない日本的なおもむきのあるインテリア、優美さや力強さを調和したエクステリアを実現しました。それでいながら価格は400万円代前半に抑えています。そういった点からも、クルマの本質を分かっていただける方には、フーガの魅力を充分理解していただけると思います」

今まで走りに関して欧州車をベンチマークに開発したというクルマは多かったが、マーケティング的に、広報資料に載せるほど公に輸入車をライバル視したクルマはなかった。それだけ日産がフーガに自信を持っているという現われなのだろう。

《岡島裕二》

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