フェラーリのトッド「来日理由はインポーターを見て回るため」

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フェラーリF1チームの総監督であり、6月1日にフェラーリ社のマネージング・ダイレクターに就任したジャン・トッド氏が7日、フェラーリ日本総代理店であるコーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドを訪れ、記者会見を行なった。

トッド氏は冒頭で来日の理由をF1開催とともに「世界中のフェラーリのインポータを見て回っている」と延べ、フェラーリ社の重役としての立場を示した。

トッド氏は「2004年は全世界でもこれまで最高の4500台を販売」とフェラーリ社の業績が好調であることを説明、F1の成績については「F1の成功は、技術的なパートナーのブリヂストンによるところが大きかった。」と述べた。

また、フェラーリの市販車とF1については「2004年は日本で『612スカリエッティ』を受注開始し、パリモーターショーでは『F430』を発表した。フォーミュラで使われている技術が通常のクルマでも使われ、そのリンクの度合いが高まっている」と述べた。

一方、フェラーリの販売についても触れ「コーンズからもっとクルマを売りたいと言われている。そのため、2004年は『612スカリエッティ』をさらに20台ロケーションしようと合意をした」と話し、日本でのフェラーリの販売に期待を寄せていることを示した。

トッド氏は、マネージング・ダイレクターに就任したものの、F1の総監督も兼務している。記者から今後の活動について問われると「昨年は(日本GP開幕前日の)木曜日は鈴鹿にいたが、今年の木曜日は東京でフェラーリ社の仕事をしている。時間配分は変わるが、グランプリには行く」と発言、これからもレース当日にはピットにいることを強調した。

《正田拓也》

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