【BMW 1シリーズ発表】かわいいサスペンション

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BMW『1シリーズ』(21日発表)はBMWレインジのローエンドを受け持つモデルだが、最新モデルらしく、シャシーテクノロジーについてはBMWの最新のリソースが投入されている。

もっとも目を引くのはサスペンションだろう。1シリーズのガソリンモデルは、最も重いモデルでも1.3トン台と、比較的軽量級だ。が、サスペンションは上位の3シリーズより理論的にも思想的にも高度なものが与えられている。

リアサスはVW『ゴルフ』、ルノー『メガーヌ』などのライバルとは一線を画するもの。片側につき5本のリンクで構成される、高度な独立マルチリンクサスペンションだ。各リンクはそれぞれ非パラレル配置となっており、刻一刻と変わるトラクション方向と横方向の合力に、柔軟性を持って対応できるものだ。

フロントは軽量な100%アルミニウム製アームを持つ。形式はストラット式だが、2本のアームを持っており、ダブルウィッシュボーンのようにホイールの作動軸の仮想化がなされている。

ノーマルでも充分以上の容量を持つサスペンションだが、車高を15mm下げることでさらに低重心化、アンチロール性を高めたスポーツサスペンションもオプション設定されている。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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