初代の発売から25年、スズキ『アルト』が6代目に進化した(13日発表・発売)。デビュー以来「生活車」としての存在は変わっていないが、今回は「安いだけでなく、華のある商品」になっているという。
これまでのアルトはスタイリングの「遊び」が控えめで、良く言えば機能第一主義のデザインと言えるが、逆に言えば軽自動車を求めるユーザーが積極的にアルトを選択する理由とはなりづらいものだった。
しかし新型では、「キャラクター商品のような強い個性とメッセージを発信」するとメーカーでは説明している。商品コンセプトは「女性が自分の時間に気軽に使える、親近感の湧くクルマ」だという。
そのためにデザインに注力したわけなのだが、テーマは「若々しく温かみのあるデザイン」というもの。