13日に発表・発売された6代目となる新型スズキ『アルト』。最大の特徴は女性を意識したあたたかみのあるエクステリアデザインと、65万円からの低価格だ。しかし、スズキにはアルトから派生したセダンタイプの女性向け軽自動車の『アルト・ラパン』もある。同じ女性をターゲットとしたこの2車は、どのように棲み分けるのだろか。アルトの開発に関わったスタイリングデザインチームの服部守悦氏に聞いてみた。「アルトとラパンでは、ラパンの方が価格帯も少し高めですので、アルトよりも上級車種の位置付けになります。内装やエクステリアに関してもラパンはお洒落なテイストを高め、アルトのほうは日常の親しみやすさをテーマに開発しています」「言い換えれば、ラパンはお洒落をして乗りこなす、言わばお出かけ用のクルマ、それに対してアルトは、普段着で近所への買い物や送迎に使うための、フットワークの軽いクルマだと考えています。ユーザーターゲットもアルトの方が、若干年齢層が高めの30代の主婦をメインターゲットに置いています」とコメント。アルトとラパンでは、同じ女性をターゲットとしながらも、価格帯や内外装のテイストを変えることで、違ったユーザー層の獲得を狙っているようだ。
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