【メルセデスベンツ SLK新型発表】格段に上がったプレス精度

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【メルセデスベンツ SLK新型発表】格段に上がったプレス精度
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新型『SLK』(6日発表)で印象的なのは、ボディパネルのプレス精度が飛躍的に上がったことだ。

SLKのボディデザインは随所に微妙な陰影がつけられた高度なものだが、ボディに映り込んだ風景にはいささかの乱れもなく、同社のさらに高価格帯にあるモデルをも上回る質感を手に入れている。

塗装表面の鏡面仕上げも、従来の欧州車とは一線を画す徹底ぶり。塗装面を保護するクリアコートは直径100万分の1以下という微細なセラミック粒子を結合材に組み入れるという、ナノテクノロジーを駆使した新素材。

硬度が高く、洗車傷など細かい傷への抵抗性は従来の3倍に向上。新車時のボディの輝きを長期間維持できるという。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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