2日に日本でビューを迎えた日産『ムラーノ』。北米では2002年の12月から販売が始まり、月に5000台という好調なペースで売れている。そんな北米仕様と、日本仕様とではどんな違いがあるのだろうか。
外観上は大きな違いはなく、北米仕様にあったフェンダーのアンダーミラーがなくなり、日本仕様ではドアミラーに内蔵されたサイドブラインドモニターとサイドアンダーミラーが装備された。また、ワイパーが日本仕様ではフラットブレードタイプに変更されている。
他にもタイヤが北米仕様では235/65R18だったものが、ワンサイズ細い225/65R18にサイズダウンされている。これは日本の法規が厳しく、235は、はみ出すほど大きくはないが、マージンをとってワンサイズ細くしたとのこと。
走行性能に関する面ではエンジンには大きな変化はないが、足回りは日本仕様のほうが若干ソフトになっている。これは日本の使用速度域と乗り心地のバランスを考慮したためで、ショックアブソーバーの減衰力を多少柔らかめにしている。
北米で人気のあるモデルを、当初予定のなかった日本に導入するだけあって、ムラーノには大きな変更は加えられていない。