ホンダの新型『レジェンド』は、1990年以来続いていた乗用車の最高出力に関する業界自主規制が解除されて投入される初の全面改良車となる見込みだ。
V型6気筒の3.5リットルエンジンを搭載、最高出力は300馬力程度となる。ホンダはレジェンドの最高出力について明らかにしていない。だが、北米に投入される同型モデルのアキュラ『RL』は「300馬力程度」(首脳)とし、間接的に280馬力を上回るスペックになったことを認めている。
最高出力の自主規制は、交通事故対策を名目に政府から押しつけられる形で実施されていたが、日本自動車工業会は今年7月に規制を解除している。