【ホンダ レジェンド速報】その1…スーパーセダンへの大変身!

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衝撃的なデビューだった・・・。04年4月ニューヨークショー(以下NY)に登場したアキュラ『RL』(日本名『レジェンド』)は、誰も予想していなかった大変身を遂げていた。前モデル比で、全長−80mm、全幅+25mm、全高+15mm、そしてホイールベースが−110mm。筋骨隆々なボディ形状は野性味に溢れている。インテリアも筋肉質でカタマリ感が高い。注目の3.5リッターV6パワーは300ps。新開発のSH(スーパーハンドリング)-AWDを装備。そして、インテリジェント・ナイトビジョンシステムなどハイテク機能も満載だというではないか。

04年7月末。北海道・旭川郊外、ホンダ鷹栖テストコース。再びレジェンドに会った。今度は、日本仕様のプロトタイプだ。NYで見たモデルとは少し印象が違う。ラグジュアリー度合いが上がった印象だ。それは、フロントグリルの変更(NYではアキュラ専用の顔)、前後バンパーに追加されたクローム装飾、17インチタイヤ(18インチがオプション。NYでは20インチ装着)などに影響されているからだ。独ニュルブルクリンクをモチーフとした鷹栖のハイスピードコースを、新型レジェンドで思う存分に攻めた。開発責任者によると、新型レジェンドの狙いは3点。1)パワーポテンシャル。2)ディスティンクティブ・スタイリング(個性があり目立つスタイリング)。3)スーパー・マニューバビリティ(乗り心地、スタビリティ、コントロール性)。また当然、安全、環境への配慮も大きい。

そして、04年8月25日、ホンダ栃木研究所で開催された「ホンダミーティング2004」。量産型レジェンドに乗った。熟成に熟成を重ねたその走りは、躍動的なカタマリ感が一杯。鷹栖テストコースのプロトタイプより、走りのレベルは確実に上がっていた。ホンダの開発陣が目指した、「どんな走行条件でも、安心して、すばやく、快適に」がドライビングシートの私の全身にフィードバックされてきた。また、既報の通り(ホンダミーティング関連ニュース)、『ライフ』との50km/h,前面50%オフセット衝突テストで、コンパティビリティの高さをこの目に焼きつけた。

ホンダが仮定したレジェンドのオーナー像は「ニュー・エグゼクティブ」。彼らの多忙な毎日の中で、レジェンドは気軽に(無意識に)、ハイレベルなドライビングシーンをクリエイトしてくれる。レジェンドのライバルは、BMW『5シリーズ』、アウディ『A6』、トヨタ『クラウン』、レクサス『GS』(05年8月日本上陸)、ニッサン『フーガ』(セド・グロ改め)。ライバルたちとの走り味の違いは? 300psパワーの実感は? 軽量化ボディの実力は? SH-AWDの実態は? では早速、いろいろな角度から、レジェンドを分析してみることにしよう。(つづく)

《桃田健史》

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