日本自動車販売協会連合会が発表した7月の新車登録台数(軽除く)で、メーカー別の販売台数で、新型車を投入したメーカーと投入していないメーカーで明暗が別れた。
『クラウンマジェスタ』、『パッソ』、『ポルテ』と新型車を相次いで投入したトヨタ自動車は同3.3%増の16万347台となった。『エリシオン』、『エディックス』を投入したホンダも同23.8%増の4万7557台と大幅に伸びた。
『ベリーサ』を発売したマツダは同0.3%増の2万1709台と微増ながらプラスとなった。『ブーン』を投入したダイハツ工業は、同198.7%増の2569台と3倍近くに増えた。
これに対して年内に新型車を発売していないメーカーは厳しい。日産自動車は同13.8%減の6万7848台と大幅マイナス。富士重は同9.2%減の1万3459台、三菱自動車はリコール事件の影響が大きいが同60.1%減の4711台だった。
また、トラックメーカーも苦戦している。いすゞ自動車が同16.0%減の6238台となったほか、日野自動車が同6.1%減の3651台、日産ディーゼル工業が同12.4%減の1399台、三菱ふそうが同29.9%減の5036台だった。