英国ロンドンにある日産デザインセンターに、自動車の3Dイメージを投影するための横幅5.5mの大スクリーン「パワーウォール」が導入された。
新車のデザインをする過程で、このパワーウォールに、さまざまな色や仕様の自動車を、実物大の3Dイメージとして映し出すことで、デザインに関する意思決定を円滑に行うことができる。また、これまでのようにクレイモデルを作る必要がないために、時間や経費も削減することができる。
また、パワーウォールが設置されたスタジオ内には、プレゼンテーション用に、5つのプラズマディスプレイが設置されている。同様の設備は、すでに日本の厚木市のテクノロジーセンターや、米カリフォルニア州、米ミシガン州のデザインセンターでも、使用されているという。