ホンダは、28日開催の取締役会で、自己株式の取得と自己株式の消却を決議したと発表した。株式需給を引き締めて1株当たりの利益を増やすことで株主に還元する。
自己株式の取得は、同社の普通株式で、上限750万株。株式取得に要する費用は総額で300億円を上限とし、今年8月3日から10月15日までに取得する。
自己株式の消却は、同社がこれまで実施してきた自己株式を消却する。消却するのは普通株式3500万株で、消却前発行済株式総数に占める割合は3.59%。8月23日に消却する予定だ。
消却後の同社の発行済株式総数は、9億3941万4215株となる。