ダイハツ工業は、2004年度4-6月期(第1四半期)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比11.8%増の2670億円、営業利益が同111.1%増の84億円となり、大幅な増収増益となった。
第1四半期は国内の軽自動車の販売が好調に推移したのに加えて、トヨタ自動車向けの受託、OEM(相手先ブランドによる生産)が増加して好決算となった。
営業利益段階で、新車販売増加で70億円、原価低減で27億円で90億円の増益効果があり、為替差損が16億円、経費の増加などで36億円の合計52億円の減益効果があったものの、全体では大幅増益となった。
経常利益は同83.5%増の80億円、当期純利益が同230.1%増の50億円となった。
中間期の予想は、売上高が同13.2%増の5400億円、営業利益が同68.6%増の145億円、経常利益が同72.1%増の145億円、当期純利益が同151.5%増の95億円となった。