トヨタ自動車は、環境および社会側面から2003年度の環境事業取組み実績をまとめた『Environmental & Social Report 2004』(環境社会報告書2004)を発行した。各国現地事業体の社会的活動について取り上げるなど、内容の充実を図った。
環境マネジメントでは、環境コストが2016億円で、前年度より353億円増加した。実質的経済効果は58億円で、同15億円の増加。
開発・設計では、超−低排出ガスレベル以上の生産台数比率を前年度より29.1ポイントアップして76.5%にした。超-低排出ガス車と2010年燃費基準達成車の生産台数比率は26.7ポイントアップの67.9%だった。
このほか、生産工程での二酸化炭素総排出量を前年度より4万トンマイナスの157万トンや廃棄物発生総量を1万1000トン削減、PRTR対象物質の100トン減の3500トンなどを掲載した。