国土交通省は14日、自動車保有関係手続きのワンストップサービスについて「今後の取り組み方針」を公表した。
サービス開始時期は07年12月。当初は新規登録(改造車などをのぞく型式指定車)のみで手続きを電子化する。対象地域も岩手、東京、神奈川、埼玉、愛知、岐阜、大阪、佐賀の8地域を中心に運用する予定。
継続検査などの他手続きは2007−08年にかけて段階的に追加していく。
電子政府を目指す省庁は盛り上がっているが、一般の国民にとっては「ワンストップ? なに?」というのが実感だろう。サービス利用の前提となる住基カードの普及も低迷しており、ワンストップが本当に便利で普及するかどうかは極めて不透明だ。