イギリスGP(11日)で40周目走行中にリヤサスペンション故障が原因で突如コントロールを失い、240km/hでバリアに激突したルノーのヤーノ・トゥルーリ。衝撃によりマシンは粉々に大破したが、幸いトゥルーリに怪我はなかった。
「僕が大丈夫だということをみんなに知らせたい。大きなアクシデントだったけど、僕はすぐにマーシャルに親指を立てたんだ。全てがものすごい速さで起こっていたよ。おそらくリヤサスペンション故障が原因なんじゃないかな」
「原因は工場に戻ってからじゃないとはっきり分からない。クラッシュする前から、あまりいい状況にはなかった。最初の2スティントでは重すぎた。それを考慮しても、なかなかスピードに乗れずに苦しんでいたんだ。マシンはドライビングがトリッキーで、ポジションをキープするのが大変だったんだ。」
元気に語ったトゥルーリ。痛みもないとのことで、メディカルセンターの医師らも信じられないほどの奇跡的な生還だったよう。