ホンダ『エディックス』(7日発表)のエンジンは2機種、2.0リットル直4DOHCと1.7リットル直4SOHCだ。
2.0は『インテグラ』、『CR-V』など幅広い車種に搭載されている「K20A」型をエディックス専用にチューニングしたもの。
スペックは最高出力115kw(156ps)/6500rpm、最大トルク188Nm(19.2kgm)/4000rpm。連続可変バルブタイミング機構、可変インテークマニホールドを備え、6名乗車時でも発進から全域にわたって力強いパワー、トルク感を味わえる。
1.7は『シビック』などホンダの大衆車クラスの主軸エンジンである「D17A」。SOHC4バルブで、可変バルブタイミング機構を持ち、最高出力96kw(130ps)/6300rpm、最大トルク155Nm(15.8kgm)/4800rpmを発揮する。
スペック的には平凡だが、アイドリングプラスアルファの1000rpmですでに最大トルクの8割近くを発生するなど、柔軟性に優れたエンジンだ。
駆動方式は両エンジンともFF、デュアルポンプ4WDの2種類がある。トランスミッションは2.0のFF車に5速AT、その他には4速ATが組み合わされる。
FFモデルはグリーン税制にも適合している。2.0は「2005年度排出ガス基準75%低減レベル(4つ星)」と「2010年度燃費基準」を、1.7は「2005年度排出ガス基準50%低減レベル(3つ星)」と「2010年度燃費基準+5%レベル」をそれぞれ達成しており、税制優遇措置を受けることができる。