トヨタ自動車が5日発表した『クラウンマジェスタ』は、「クラウン」シリーズのシンボルであったフロントグリルの「王冠」マークを、通常のトヨタのバッチに変更した。張富士夫社長は「トヨタブランドのトップに立つ車なので、それを象徴するマークにした」と、説明している。
マジェスタは1991年に初代が発売され、それ以来3代続けて「王冠」マークが採用されていた。来年8月からは国内でも「レクサス」店が営業開始、『セルシオ』などが移管されるため、マジェスタがトヨタブランドのフラッグシップとなる。
将来はクラウンシリーズから独立する可能性もあるが、張社長は「今のところは、そこまで考えていない」としている。