ダイムラークライスラー、三菱自動車から退陣…残るは1人

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三菱自動車は、28日付けの部長級の人事異動を発表した。組織の抜本改正に向けて、300人以上の部長級が異動したが、注目を集めたのがダイムラークライスラー出身者の事実上の総退陣だ。

今回の人事異動で、コントロール部門の統括部長だったステファン・ウンガー氏や経営戦略本部統括部長だったアンドレアス・エルンスト氏など、ダイムラークライスラー出身者15人が一斉にダイムラーに帰任することになった。ダイムラークライスラー日本から出向していた日本人1人も復職する予定だ。

これで部長級でダイムラークライスラー出身者は、中南米・中東アフリカ部シニアエキスパートになるコンスタンティノス・ツィクナス氏とダイムラークライスラー日本から出向している日本人1人だけで、ダイムラークライスラーが人材を引き揚げたかっこうだ。

すでに常勤役員でもダイムラークライスラー出身者はゼロで、ダイムラークライスラーの三菱自株式放出も時間の問題か。

《レスポンス編集部》

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