米国のコンサルティング・調査会社、ハーバー・アンド・アソシエーツが10日発表した北米の2003年版自動車生産性調査によると、日産自動車のテネシー州スマーナ工場が参考値ながら2年連続のトップとなった。
調査は、プレス・溶接と塗装を除く車両組み立て工程の1台当たりの所要時間を工場ごとに測定する。組み立ての開始からラインオフまでの時間で、生産性のひとつの尺度となる。
日産のスマーナは、前年も15.7時間で1989年の同調査以来最高を記録していたが、今回は15.3時間に短縮された。日本メーカーは一部の工場しか調査対象になっていないため、参考値として発表されている。