マツダは10日、『MPV』のクルーズコントロールなど2カ所に不具合があるとして国土交通省にリコールを届け出た。
99年5月−02年3月に生産した3625台で、作動ケーブルの曲げ応力に対する耐久性が不足しているため、取付部が破損してクルーズコントロール用ケーブルがアクセルケーブルが引っかかり、エンジン回転が下がらなくなるおそれ。
また、03年3月−11月に生産した車両1万9492台は、パワーステアリングポンプ用プーリーの加工が不適切なため、取り付けナットが緩んでプーリーが外れ、補器類が動作しなくなることでオーバーヒートなどを起こす。