【WRCアクロポリスラリー】スーパーラリー・システム暫定導入

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WRC(FIA世界ラリー選手権)第6戦アクロポリスラリーは3日、ギリシア共和国中部の都市ラミアで開幕した。来シーズンからWRCへの導入が検討されていた「スーパーラリー」システムが、突然アクロポリスラリーより実施されることになった。

2日にWRC委員会と世界モータースポーツ評議会によりGOサインが出たため。スーパーラリー・システムは各レグごとに勝者を決め、レグごとにポイントが与えられる。またいったんリタイアした参加車も、マシンを修理できれば翌日から再びラリーに参加することができる。

このシステムはすでにアジアパシフィック・ラリー選手権やオーストラリア国内選手権で導入されているが、WRCへの導入については賛否両論あり、今シーズンはテストケース。そのためレグポイントは得点されず、ただ単にリタイアした参加者もはコース復活が可能というだけで、勝敗に影響しない。

三菱自動車のソラは新システムについて「私のような若手ドライバーにとっては良いシステムだと思う」と語る。「長い距離を走るチャンスが増えたことで、より多くの経験を積むことができる」。ただし、ラリーの戦いかたにとくに大きな影響を及ぼすことはないだろう、ともコメントしている。

ラリーはSS3を終わった時点で首位はプジョーのグロンホルム(307WRC)、2位もプジョーのロバンペラ(307WRC)、3位にスバルのソルベルグ(インプレッサWRC2004)。スバルのヒルボネン(インプレッサWRC2004)は6位、三菱のパニッツィ(ランサーWRC04)は10位。

《高木啓》

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