三菱自動車でもリコール隠しが発覚

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三菱自動車は、00年のリコール隠し事件以降に乗用車でもリコールを不正に届けていなかったことが明らかになった模様だ。詳細について2日21時から、三菱自の岡崎洋一郎会長兼社長が記者会見する予定。
 
三菱自は、00年のリコール事件以降も、大型トラックのクラッチに不具合が見つかりながら、これを放置していたことが発覚している。この不具合では死亡事故も発生している。そして今度は乗用車でも同様に00年のリコール事件以降、不具合発覚を知りながらこれを放置していた模様だ。
 
三菱自は、5月21日に事業再生計画を発表したばかりだが、リコール事件のブランドイメージの低下で5月の新車登録台数(軽除く)が半減するなど、環境は厳しい。今回の乗用車でのリコール放置で、さらにブランドイメージの低下は避けられず、事業再生計画はいきなり暗礁にのりあげることにもなりかねない情勢だ。

《レスポンス編集部》

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