ダイハツ工業は、福祉移送サービス支援システムの『フレンドシップiシステム』を31日に発売した。
フレンドシップiシステムは、予約の受付から乗車後の料金計算までをインターネットを通じて処理する。専用ソフトウェアは不要で、市販のパソコンでシステムを利用できる。
また、降車時に料金・距離を算出して車載プリンタを通じてその場で明細が出力可能で、利用データは車両から管理用サーバーに送信されて料金請求にも活用できるため、福祉移送サービス事業者の事務効率化にも役立てる。GPSを使って各車両の位置確認も可能だ。
福祉移送サービスは、移動に介護が必要な利用者を自宅から病院に送迎するサービスで、乗車時間・距離で課金する。サービスは民間介護事業者、自治体などが展開している。