日本自動車工業会が発表した2003年(暦年)の海外生産統計によると、主にアジア、欧州、北米の各市場での現地生産の拡大で、海外生産台数は前年比12.5%増の860万7563台となり、5年連続でプラスとなった。
地域別では、アジアが同26.3%増の300万7348台となった。中国やタイでの増産が影響、大幅に伸びた。欧州は、各社が新型車の生産を開始したため、同16.1%増の133万8476台だった。北米は同3.3%増の348万7012台と順調だった。中南米、アフリカ、大洋州も前年を上回った。
マイナスとなったのは、中近東だけで、同3.0%減の5820台だった。