日本損害保険協会は「車上あらし・自動車盗難事故実態調査」を実施し、調査結果を22日に公表した。今回は「自動車盗難(車両本体盗難)」に加え、「車上荒らし」についても初めて調査を行なった。
被害品第1位はオーディオで、その後に、第2位:カーナビ、第3位:金銭/カード、第4位:バック類の順で続く。
クルマのクラス別に被害品を分析したところ、高級乗用車と輸入車は「オーディオ」、「カーナビ」の盗難が少ない一方、「金銭/カード」などが多いことが分かった。スポーツ車は「タイヤ・ホイール」の盗難が顕著であり、軽自動車の被害品は圧倒的に「オーディオ」が多い。
自動車本体の盗難については、盗難車のうち3割を超えていた高級乗用車の割合が、年々減少。今回調査では2割を切った。これは、最近の高級乗用車の多くにイモビライザが装着されているため。イモビライザ未装着車に窃盗団のターゲットが広がっており、「狙われるのは高級車。普通のクルマは大丈夫」といった認識はもう通用しないようだ。
ユーザーアシスタンス「自動車保険見積り」はこちらcolor>から。size>