日産自動車は、燃料電池車『エクストレイルFCV』を神奈川県と横浜市にそれぞれ1台づつリース販売し、7日納車した。燃料電池車を首都圏の自治体が導入したのは初めて。
同社では、神奈川県と横浜市に、燃料電池車をリース販売したのは燃料となる水素ステーションが神奈川県内に6カ所設置される予定で、最も整っているのに加え、神奈川県内は市街路、平地高速路、山岳高速路、山岳路など、多彩な走行環境を持っているため。
導入後は、低公害車の普及促進の啓発などに燃料電池車を活用してもらうとともに、走行データ収集などでは神奈川県、横浜市に協力してもらい、日産の燃料電池車の研究開発に活かしていくとしている。
日産の燃料電池車は、3月29日にコスモ石油にリース販売しており、これで3台販売したことになる。